色々あったけど元気っぽい

先週の金曜日に人生で初めて救急車に運ばれた。
眠気覚ましの錠剤をコーヒーで飲んでしまい、15分後にものすごい吐き気がして前日食べたものまで全て吐き切った後に、異常に体が熱くなり全身がまるで心臓のように脈打った。
すぐ治るかと思ってしばらくベットの上に横になっており、落ち着くのを待っていたのだけども、どんどん息切れがひどくなりだんだん手足が冷たくなってきていき少し焦り始めたけど最初は仕事どうしようかなとも考えていたりするくらいの余裕はあった。
しばらくすると呼吸すること自体が苦しくなってきて最終的に眠くなってきた。
手足の冷たさはすごくて舌もものすごく冷えてきたし舌が喉の奥に落ちていくようで意識を保つのが厳しくなってきた、体が沈んでいくような感覚もした。
ここで初めてこのまま寝たら死ぬなと直感的に感じた。
この時までは思考もうまく回らずずーっと家族に対してありがとうさようならと心の中で唱えていた。
私こんなところで死ぬんだとか、短い人生だったなとか思っていた。
ムーンが私のところへきて鳴き始めて急に私には猫がいるんだ！と急に意識がはっきりしてなんとか救急車を呼ぶことができた。

目を覚ますと病院だった。
一般病棟だと思ったらICUに入っており、思っていたより症状がひどいらしい。
どうにか命は助かったけど、最初は歩くこともできずトイレも看護師さんと一緒に行った。
ずっと救急隊員の人にも看護師の人にも家に猫がいるって言ってた記憶しかない。
今はもうすっかり元気になって、いつも通りに過ごせている。

次の日に母親が東京に来てくれて、かなり心配をかけてしまった。
久しぶりの母親の料理を食べてかなり精神的にも安定することができた。